懸賞応募に当たるコツ==運営者から見た懸賞抽選
2018/10/13
突然ですが私、お仕事のつきあいの中で広告代理店さんがいまして、時々そのお仕事の事を聞いたり、データ処理のお手伝いをしたりしています。
その広告代理店さんは広告の中で懸賞広告を出す仕事もあるので、その中で見た懸賞に当たるコツを今回は書いてみたいと思います。
その広告代理店では新聞、雑誌の広告を行っていてそこで懸賞付きの広告を出しています。その中で気づいたことを書きます。
そもそも何で懸賞をつけるの?
懸賞をつけるにはいくつか理由があります。それは以下の通り
- 懸賞をつけることで読者は興味を持ってちゃんと見る事になります。
- 応募内容を見ることでどのような人がこの広告に興味を持ったかを知ることができます。
年齢、性別、住んでいるエリア、特定商品であればその商品の利用経験の有無、もしくは所有の有無など - 受け取ったハガキ(情報)からはデータを統計的に処理するために
20代女性、東京都在住、商品利用あり、商品未所持
といった情報だけが抽出されてその他の個人名、電話番号、住所などの情報はすべて破棄されます。これらの情報を処理することで、今回掲載した広告がどんな人に届いたかを判断する一つとなります。
広告
抽選方法って?
実際の抽選ですが、私の関わっている会社では完全抽選です。ハガキが派手だとかいっぱい書き込みがあるからとか、そんなことは一切関係ありません。実際に一枚を引いてそのハガキに必要事項がすべて書いてあれば当選です。
それでは当選確率をあげる方法ってあるの?
当選確率を上げる方法というのは正直なところありません。
どうしても確率を上げるというのであれば当選失格にならないようにする。ということでしょうか
具体的には応募要項を良く読み正確に記入する。
ということです。また、誰が見ても読める字で書くことも当然必要です。
記入漏れをなくす。それぞれの項目を正確に記入する、省略して書かない。
また、都道府県名を書かずに市町村名から書くことも嫌われます。
居住エリアを都道府県名で統計を取っている場合もあるので、聞いたこともない市町村名を調べるのは結構面倒です。
地元のみんなではではわかりきっていることでも全国区になると知らないことも結構あるんです。場合によっては失格にされてしまうこともあるかも知れません。
また、読めない字で書かれても正直困ります。
ご年配の方に特に多いですが、達筆すぎて読み取れない事が多々あります。
お名前が読み取れない場合も残念ですが、失格になることもあります。
お名前を間違えて商品をお送りするのも失礼ですし、宛先不明確で届かないのも後から送り直しの手間が増えるので、やっぱり失格になることもあります。
広告
最後に
以上、私たちな公正な抽選を心がけている側の人です。
もしかしたら、意図的に当選者を選んでいる業者さんもいるかも知れません。
また、応募する際には景品表示法の表示方法に従って注意内容を記載していることも確認する必要があります。
最悪の場合応募内容を名簿業者に転売することもあり得ます。