ヨーグルトを自作しよう
2018/10/13
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人間ドックにて
私もいい年です。昨年初めて人間ドックを受診して、引っかかりました。
バリウムを飲んだ結果、十二指腸に変な潰瘍があるという診断でした。
その後胃カメラを飲んでみてみましたが、十二指腸の皮膚の色が鮮やかではない。
この状態はピロリ菌がいるかも知れない。
ということで十二指腸の細胞を切り取り,検査したらいそうです。ピロリ菌が・・・・いました!
薬で治そう!
対策は薬を飲んで退治します。3種類の薬を一日二回、朝夕飲んで1週間です。
その後は1ヶ月以上経過した後に呼気を調べてピロリ菌が残っていないかを判断します。
ピロリ菌が残っていればピロリ菌が出す気体が発見されるそうです。
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薬以外にもピロリ菌対策した方が良いですよ!!
お医者さんに聞いたら、ピロリ菌の退治には薬を飲むほかにヨーグルトの乳酸菌でも退治できるようです。
LG21という乳酸菌を毎日摂取すれば2ヶ月くらいでピロリ菌がいなくなるらしいです。
でも、LG21は高いです。スーパーで買っても1つ145円くらいで1ヶ月飲むと4500円くらいになります。
これを2~3ヶ月食べ続けると、ピロリ菌がいなくなるらしいです。当然個人差はあります。
毎日飲むには結構な値段です。3ヶ月飲むと1万円以上、お医者さんで確実になおした方が良いですよね。
ヨーグルトって作れるよね
それで、思いつきました。ヨーグルトって自作できるんじゃない?
薬は飲み続けていますが、薬が終わって検査までは用心にLG21を食べ続けてみようかなという作戦です。
ヨーグルトは==牛乳 + 乳酸菌 + 40℃くらいの温度
簡単に言うと牛乳に食べかけのヨーグルトを入れて40℃くらい(こたつの中くらい?)の温度に放置しておくとヨーグルトになります。
牛乳は市販の物でOK、ヨーグルトも市販の物でOKです。残りの「温度」ですが、最近では効率の良い物が売っていました。
それはヨーグルトファクトリーという商品で牛乳パックをそのままヨーグルトにしてくれるものです。しかもAMAZONで2000円くらいで売ってました。AMAZONは翌日届きました。
1リットル入りの牛乳パックや500mlの牛乳パックをまるまる加温することができます。
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LG21できました。
このヨーグルトファクトリーを使って、ピロリ菌対策のLG21を培養したら見事できあがりました。
原材料は普通の牛乳と、LG21のパック両方で約300円です。
小さいヨーグルトカップは112g入りなので、1リットルの牛乳から約9個分のカップヨーグルト(LG21)に変身しました。
ヨーグルトの作り方
それではこのヨーグルトの作り方です。
このヨーグルトファクトリーを使えば牛乳をヨーグルトにすることができます。作り方は以下の通り。
1リッターの牛乳パックを使うとき
- 牛乳を常温に戻す
- タネ菌を50~75ml入れ、よくかき混ぜる
- 加温する(8~10時間)
これを使えば1リットルの牛乳パックが10時間くらいでヨーグルトになるそうです。
うまくいかない場合は以下の理由だと思います。
- 牛乳が常温になっていない
加温時間を長くすれば済みます。 - 乳酸菌の量が少ないまたは多い
加温時間を長くしたり、短くする - 乳酸菌の種類による
種類によって多少発酵時間が異なるようです。何回か試して一番良い時間を見つけましょう
時間の長短だけを気にすれば、結局はどうやってもヨーグルトになります。ただ、気を付けなければいけないのは雑菌の混入です。
雑菌に気をつけて
ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵していますが、雑菌が入るとその雑菌を培養してしまい、牛乳が腐ってしまします。
ちなみに発酵と腐敗の違いは
- 発酵==意図した最近が増殖した物
- 腐敗==意図しない最近(雑菌)
ヨーグルトファクトリーでできないこと
材料によってヨーグルトを作ることができない物があります。
- 低温殺菌牛乳
- 加工乳
- 乳飲料
- フルーツ入りやゼラチン等の天かぶるが入ったヨーグルト
カスピ海ヨーグルトは設定温度が違うのでヨーグルトを作ることができません。
「カスピ海ヨーグルト」の発酵に適している温度は20~30℃です。30℃を超えるとヨーグルトの菌が弱り、食中毒菌をはじめ雑菌の活動が活発になります。
使用する牛乳は普通の成分無調整の牛乳が良いです。低脂肪牛乳でも作ることはできますが、味が酸っぱくなったり乳清(ホエー)が分離したり、タネ菌が弱くなったりするそうです。
機能性ヨーグルトは色々と種類があるらしい
LG21というヨーグルト(乳酸菌)がピロリ菌に良いということなので、それ以外のヨーグルトにも得意分野あるようです。
ヨーグルト全般に整腸作用はあるみたいですが、それ以外にも効果があるようです。機能性ヨーグルトのと呼ばれていますが、主な物は以下の通り
- アレルギー対策
- コレステロール、中性脂肪対策
- お肌の活性化
- 免疫力強化
- アトピー対策
- 歯周病予防
などなど色々あるようです。それらの効果については次回の投稿です。